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今週のまとめ6月10日から6月14日の週
2019-06-17 10:01:58
10日からの週は、リスク材料が多く神経質な相場展開。様々なリスク材料が市場のムードを重くした。米中貿易戦争の様相は双方の強硬な姿勢に変化はみられず膠着状態。トランプ大統領はG20での習主席との会談にこぎつけられなければ関税措置を強めると脅している。中国側からも対抗姿勢が示されており、妥協の兆しはみられていない。加えて、香港では「逃亡犯条例」改正案に対するデモが激しくなっており、議会は審議を一時中断。16日にはあたらめて大規模デモ行進を行うとの報道がでている。中東ではホルムズ海峡でタンカーが攻撃を受け、原油価格が急騰する場面があった。地政学リスクが高まっている。また、イタリア財政問題が目下のEUの頭痛の種となっている。イタリア政府とEU側との隔たりは大きいもようで、制裁措置導入の脅威がちらついている。英国ではジョンソン氏の次期保守党党首の可能性が高まっており、強硬路線から合意なき離脱のリスクが警戒されている。一方、来週の米FOMC会合を控えて、市場には7月を中心に利下げ観測が広がっている。世界経済の成長鈍化への警戒感が根強いことが背景。株式市場にとってある程度の下支えとなっていた。ドル円は108円台での上下動。米利下げ観測が株式市場の下支えとなる一方で、リスク材料が上値を抑えている。クロス円はじり安。ドル円以外の通貨に対してドルは買いが優勢だった。ややリスク回避の動きが優勢な展開だった。